2018/05/31 13:39
沖縄県産マンゴーは高級で、なかなか手がでない。。。
「美味しいのはわかるけど、お高いんでしょう?」とお思いの……。
そんなあなたへお届けするのが当店の沖縄県産マンゴー、
「新垣さん家のマンゴー」
実は、当店ショップ店長の祖父「新垣盛栄(あらかきせいえい)」オジーが
長い歳月をかけたマンゴーづくりで、こだわりのマンゴーです。
写真:盛栄おじー
・ほかの農園とは違う、おじーのこだわり「土づくりは農業の基本。」
植物が元気に育つためには「土」が一番。
より良いマンゴーの木を育てるために、時間をかけて栄養豊富な土壌を作りました。
まずは、ビニールハウスを建てる前に、畑に大量の枯葉、小枝を投入。
それを大型ユンボーで畑の土と、かき混ぜるように耕します。
数日置くと、土壌の微生物の発酵で山のように積まれた枯葉は1/10ほどに小さくなります。
その後、同じように枯葉、草木を再投入。この作業を繰り返します。
なんと、その作業に2年を費やしました。
毎年同じ作物を作っている畑は、1年目以降、収穫量が減っていくと言われています。
理由は同じ作物を繰り返し毎年植えて、収穫をするため、
その作物が必要な栄養分だけが土壌から使われているためです。
その対策として「二毛作」と呼ばれる、
違う作物と交替で作り替えるのが農業のセオリーとされています。
しかし、マンゴーは、木を植え替えることはできない……。
普通の農家さんはそこで科学肥料を追加します。
ただ、おじーは違います。
マンゴーの木を植え付けしたあとは、ハウス内の害虫などの侵入を避けるために、
先ほど説明した、枯葉や草の投入ができません。
その代わりにチップ材(バーク)を大量に購入し、毎年ハウス内へ敷き詰めます。
その量、なんと年間10トントラック、10杯分!
このチップ材は撒き草のような効果があるため、
土の保湿や土の表面が太陽の直射日光にさらされることがなくなり、
ふわふわと柔らかい土壌を保つことができ、マンゴーが栄養分を吸収しやすい環境になります。
これらの農作業工程はいいことなので、どの農園さんも行っていそうに思えますが、
チップ材の費用、工機や重機、人件費、作業時間などを考えると、とんでもない経費・費用がかかっています。
正直、科学肥料で済ませればどんなに楽なことか……。
しかし、おじーは言います。
「科学肥料が悪いとは言わない。一切使用しないとも言わないが、自然のものが一番。自然のものに勝るものはないよ。」
わたしはおじーから、この言葉をなんども聞いています。
そのこだわりが盛栄おじーなのです。
そんなこだわりでできたおじーのマンゴーなのです。
今までは、県内のみで流通していたマンゴーですが、おじーのこだわりのマンゴーをたくさんの方に
味わっていただきたい、その想いで今回、マンゴーを全国販売しようと、せめて親孝行ならぬ
「祖父孝行」の想いを込めて、ネットショップ販売しようと思い立ち、販売に至りました。
販売するのは、色むらや、少しの傷、樹液汚れなどによる、品質には問題がないが
見た目があまりよくないマンゴー。
いわゆる「訳ありマンゴー」。
見た目はあまりよくありませんが、味は一級品マンゴーと何ら変わりありません!
ただ、マンゴーという果物は「見た目」と「大きさ」で価値が決まってしまいます。。。
「味」で価値が決まるわけではありません。。。
(本来、食べ物はそうあるべきなのだと思いますが……。)
そのため、この訳ありマンゴーたちをお安くみなさまにご提供させて頂きます!
贈答用であれば、見た目の綺麗なマンゴーを送る必要がありますが、(贈答用もご用意しております)
ご家庭用や、親しいご友人への贈り物などに最適です!
ぜひともこだわりのマンゴーをお召し上がりください。